私塾のすすめを読んで
- 作者: 齋藤孝梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/05/08
- メディア: 新書
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中国や江戸時代の日本における民間(秀才及び元長官などが先生となった)の教育機関である。
とありました。
内容は対談形式で教育に関する話題が多い感じです。納得したり、違和感を感じたり、良くわからないところがあったりで面白かったです。二人の熱意もしくは志が凄くて読んで元気になった気がします。
偉人の生き方・考え方を取り入れる(ロールモデルにする)事で自分の望むスタイルを強化していく事を二人とも勧めているのですが、実存の偉人でなければ駄目というのが違うなと感じます。ファンタジーでも漫画でも魅力的でロールモデルにできる人はいるのではないかなと。
考え方を取り入れる面では伝記などよりフィクションの方が分かりやすく取り入れやすいのではないでしょうか。取り入れやすい事は底が浅いからとも考えられますけど。実存の人は生まれてから死ぬ、もしくは現在までの軌跡があるので大きいスパンで見る事ができるのが良いところだなと思います。
梅田さんもシャーロックホームズをロールモデルにしているそうですし、偉人にこだわらないでフィクションの方へも目を向けていったらいいんじゃないかと思います。