弁護士が勝つために考えていること

弁護士が勝つために考えていること (星海社新書)

弁護士が勝つために考えていること (星海社新書)

民事訴訟について書かれた本。将来、訴えられる事もあるかもしれないし、逆に訴える可能性もあるんだなあと、縁が遠いと思っていた世界がちょっと身近に感じられました。

裁判の時は、弁護士についてもらう事が大切なんだという事と、裁判官は最終的には「常識」に従って判決するというのを学びました。

「納品」をなくせばうまくいく

衝撃的なタイトルですが、読んでいくと大分はったりをかましていると思うものの上手いやり方だなと思う方法でした。弁護士や会計士のように顧問をする方法なのですね。専門スキルを商品にしているソフトウェア業界からすると自然な方法だとも思います。

ただ、本の中でも挙がっているようにパッケージ作成など、合わない製品もあるなあと。少なくとも、組込みソフト開発ではそのまま適用は難しいだろうなあ。

非業伝

悲業伝 (講談社ノベルス)

悲業伝 (講談社ノベルス)

少しずつ読んでいって、読み終わりました。500ページくらいでノベルスとはいっても、結構なボリュームでした。

西尾先生得意の言葉遊び全開で、結構なボリュームに反して、話の上では数日しか経過してないという。出てくるキャラクタの奇人変人具合が良いです。

大人のための読書の全技術

[asin:B00MB2SKF2:detail]

結構なボリュームで、「全技術」とうたっているだけの事はあると思います。特に、精読のやり方が参考になりました。言葉は古くからあるが、文字情報となったのは歴史が浅いので、音で学ぶ事のメリットがあるそうです。音読、暗唱できるように本をしみこませるのは取り入れていきたいなと思います。

スカイ・クロラシリーズ

ナ・バ・テア ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life [asin:4120038408:image:small] スカイ・クロラ スカイ・イクリプス

スカイ・クロラシリーズを読みました。ほぼ一気読み、一気読みしたのは初めて。語り部が誰か分からない巻があったり、謎を解読しようと思いつつ読んだけど、よく分からんかった。メモを残しつつ読んで、時系列とか整理しないといかんな。それだけでも足りないかも。考察サイトみても色々説があって面白いのだけど、ピンとくる説がなかった。

夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘

夢、死ね!とあるが、夢を全面的に否定しているわけではない。遠くをみるだけで、足下をみないと危険なので、現実的な目標とセットで持とうということだと思う。

夢というよりは、仕事との向き合い方の話の方が多い。挙げられている話は身に覚えのある話もあって、楽しく読めました。周りから客観的にみたら、自分で思っている以上にばからしい事をやっていたりするんだろうなあ。

ナ・バ・テア None But Air

ナ・バ・テア

ナ・バ・テア

Kindleで久しぶりに読みました。面白いです。

映画にもなった、森博嗣さんの中では有名な部類の本だと思います*1。ちょうど、崖の上のポニョと同時期でしたね。当時、ジブリ美術館に行ったら、紹介されていた記憶があります。

*1:映画のタイトルは、スカイ・クロラ