Webマネー
先日初めてWebマネーをみた。
Webマネーには手数料がかからないらしい。それを買った友人になぜなのか聞いてみた。
彼の考えは「円高Webマネー安」ということのよう。素晴らしい洞察だと思った。
また、彼はWebマネーを大量に購入して、軽く自己嫌悪しているようだった。
理由は簡潔に言うと「Webマネーは形に残らないから」ということらしい。
「HDDにデータを書いてもらっているだけだ」ともいっていたと思う。
だが、私はそんなに意味の無いことだとは思わない。
メディアとコンテンツのどちらが欲しいのかと言えば欲しいのはコンテンツだからだ。
私は本を読むほうなのだが、本で言えば白紙の紙を別途購入していて、
それを作家のところへもっていき、
「すいません、この紙に文章を書いていただけませんか?」
といっているようなものだと思う。
とはいっても、メディアによってそのコンテンツの利用のしやすさが変わるわけで、
また、本の例になるのだけど、同じ内容でもハードカバーより文庫の方が読みやすい
事の方が多い。
彼がWebマネーで何を購入したのかよく分からないのでなんともいえないけど、
それによってなんらかの喜びがあるなら問題はないと思う。